Tauchpanzer Ⅳ タオホ パンツァー Ⅳ(Ⅳ号潜水戦車)
英本土上陸ゼーレーヴェ作戦(アシカ作戦)用に4号戦車D型を改造した潜水戦車。
シュノーケルを水面のフロートで浮かして給排気を行い水底を走行する潜水渡渉方式の潜水戦車である。
砲塔前面や機銃の周囲に防水シール取り付け用の枠が見える。
下から2番目の写真は給排気用の太い蛇腹ホース。
防水箇所はコーキング材、防水布、金属カバーなどでシーリングされたが、主砲や機銃のカバーは上陸後すぐ使用できるように火薬で吹き飛ばせるようになっていた。
英本土上陸が断念され、後にバルバロッサ作戦で第18装甲師団にⅢ号潜水戦車とともに集中配備されブーク川渡河で実戦投入された。
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